2日目  2016年7月9日(土)
 
 

いよいよ二胡大師班が始まる日。
13時に上海音楽学院に集合なので、午前中はホテルに荷物を預けて街を散策。
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小さな商店がたくさん並んでいました。
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上音付近の楽譜やさんはことごとくつぶれていて、代わりにバイオリンやさんがたくさんできていました。
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朝ごはんをゲット。ネギ塩味で美味しい。
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小さな文房具やさんと、小さな本屋さんを見つけたので、ご当地ノートを大量にゲットしました。
中国製の学生ノート、紙質が昔っぽくて、好きなんです。
私が唯一コレクションしている物品です。
また別の機会に写真アップします。
 
 
時間ぎりぎりまで歩き回って、13時に上音へ行くと、すでにバスが到着していました。
蒋老師らしき人に「サワダさんですか?」と流暢な日本語で話しかけられて、無事合流できたことにほっとしました。
 
 
9階の王老師の部屋を教えてもらい、参加費を支払いに行きました。
王老師の奥様の孫老師も一緒におられ、まずはご挨拶ができてまたまたほっとしました。
王老師に上海は初めて?と聞かれたので、昨年○○先生の上海ツアーに参加させてもらったので今回2回目です、と言ったらご夫妻と一緒に太湖に行ったのを思い出してくださったようで。
それから他の生徒さんも交えしばし歓談(を横で聞いていました)。
 
 
ところでずっと気になってたので、日本からは他に誰か参加してますか?と聞いてみました。
なんと、私一人だそうです。
日本からたくさん参加しているイメージだったので、日本人の二胡友ができるかな~と期待してたのですが。
でも中国の名だたる先生方を一人占めという状況は美味しすぎる。
神様ありがとう。
(帰国後、今回の合宿は日本人たった一人の神回だったと、うわさが広まっていたもよう)
 
 
バスに戻ると、事前に連絡を取らせて頂いた上音の日本人留学生○さんが、わざわざお見送りに来てくれていました。
上海歴も長く、合宿も経験済みなので、とにかく体調には気をつけてとアドバイスも頂きました。
バスに乗り込み、一番前に座っている先生らしき人に、私を紹介してくださったのですが、まさかその先生が段皚皚老師だったとは。
後で知ってきゃ~(/▽\)♪となりました。
 
 
バスはたくさんの中国人学生と私と先生たちを乗せて、浙江省余姚へ向かって出発しました。
 
 
高速に乗って、最初は水郷のような景色を楽しんでましたが、昨日の疲れですぐに寝てしまいました。
 
 
結構時間がたってから、ふと目を覚ましたら、目の前がこんな景色に。
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右も左もこの状態。
どうやら海の上を走っている模様。
長い橋を渡っている最中でした。
なかなか日本では見られない光景です。
 
 
ようやく余姚高風中学に着きました。
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門の警備付き、敷地は異様に広いです。
まずは宿舎に荷物を置きに行きました。
力持ちの男の子が、私の22kgほどあるスーツケースをさっと持ち上げて階段をあがってくれました。
 
 
通常は3人で1部屋ですが、気をきかせてくれたようで、私は1人部屋でした。
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ちょっと荷物を整理して、すぐに講堂へ二胡を持って集合とのこと。
あんまり中国語が聞き取れないので、時間と場所だけはおさえて、内容はよく聞いてませんでした。
開会式は明日だし、とりあえず初日の記念に合奏でもするのかな~とのんきに構えて行ってみたら、なぜか一人ずつ演奏が始まりました。
 
 
まだ事態が飲み込めてないところ、王老師に「ザーティエン(澤田)も演奏するんだよ」と言われ、あわてて楽器を出しました。
音程を合わせる間もないまま、とりあえず舞台に出て、春詩を弾きながら、なるほど、これでレベルをチェックされるのかと納得。
焦りました。
 
 
明日の集合時間、今日の夕食の時間など連絡事項が伝えられて、解散となりました。
いや~焦ったな~と心から思いながら楽器を片付けていると、陳春園老師が話しかけてくれました。
「演奏良かったですよ」と。
陳春園老師はYouTubeで見て顔と名前が一致していたので、すぐにわかりました。
演奏のことはさておき、気にかけて話しかけてくれたお心が嬉しい。
 
 
食堂に行くと、円卓に中華が用意されていました。
家庭料理のような中華が、これから朝昼晩食べられます。
あんドーナツだ、と思って食べてみたら、皮付きジャガイモに塩がまぶされたものでした。
甘さとしょっぱさのギャップにびっくりしました。
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夜はこのベッドで寝ます。
掛け布団しかないらしい、とうわさを聞いていたので、ヨガマットを持っていきました。
畳の上に掛け布団を敷き、その上にヨガを敷くと少しふかふか感が出ました。
夏なので掛け布団代わりにバスタオル。
達人は、掛け布団に上下挟まれるようにして、寝られるそうです。
部屋はクーラーもついていて、意外と快適でした。
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風韶 二胡教室
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