久々に、弓を新調しました。写真下。

 
いかにも「竹ですー!」っていうのが欲しくて、見た目と、長さで選びました。
内弦と外弦を同時にこする技法、双音が気持ちよく出るようになって一安心。
持ち手のビニールのところ(パイプ)がしなやかで、あと製作者の名前を書いていないところが好みです。
弓毛が多く音量も豊か、第一印象で、大地を感じました。
繊細な曲は上の弓に持ち替えたりできるので、音のバリエーションが増えました。
 
備忘録(購入ショップさんより拝借):李氏湘妃竹二胡弓
弓の長さ:84cm
弓の重さ:55g
主な材料:竹、馬毛、牛骨、真鍮
弓毛の本数:280本
弓棹直径:7-8mm前後
節の数:4節
濃い褐色の斑点が散らばり、刷毛で描いたような線や小さな星の模様も見られ、水墨画を思わせる美しさです。
モンゴル産の雄の白馬毛を使用、無漂白なので耐久性に優れ、雑音が出にくいです。
ねじと弓魚は真っ白な牛骨製で、高級感を引き立てます。
~「湘妃竹」名前の由来~
「湘妃」とは中国古代の伝説上の人物・舜帝の2人の妃(娥皇と女英)を指します。舜帝が崩じたとき、2人の妃は帝を慕って湘水(現・湖南省の川)に身を投じ、川の神となりました。「湘妃竹」の紅い斑点は、湘妃が嘆き悲しんで流した涙が竹に滴り落ち、残ったものとする言い伝えがあります。
 
牛骨だったとは知りませんでした。
弓もいろいろなものを使って経験値をあげたいと思ってます。
弓は2〜3年で劣化すると言われていますので、みなさんも色々おためしください。
 
今回いっしょに豚革のコンジーディエンを買ってみました。
昔、豚革のコインケースを好んで使っていたので、これはもう好みです。
カフェオレ色で、風合いがいい感じです。
 
 
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