京都ちおん舍にて、特別な一日を過ごしました♪

世界的二胡奏者で、現代曲を代表する二胡随想曲シリーズの作曲家でもあるジョージ・ガオ先生と、長野をはじめ全国でご活躍されている今井美樹先生が、京都でコンサートを開催してくださいました

午前中は二胡愛好家のための二胡講座
「江河水」の中国式の悲しみ方や、「江南絲竹」の装飾について、京都の「丸竹夷」を皆んなで弾いたり、とても和やかで、ガオ先生が本当に二胡を楽しんでいる姿が印象的でした

午後は「ジャポニズムチェンバー」というタイトルのとおり、日本らしさにこだわった京町家でのコンサート、間近で演奏を見れる贅沢なひととき

韶琴 ジョージガオ、今井美樹
ギター 稗田隼人(7弦ギター、編曲)
チェロ 蒼井大地

ガオ先生と今井先生の韶琴は圧巻でした
4弦のヴァイオリンと違って、たった2弦でヴァイオリンの音域をカバーする韶琴
ヴィヴァルディ「2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調」左手の上下運動が激しすぎる

ガオ先生の妹さんが日本で唐の詩人・王維の研究をされており、コンサートを見に来られ、しかもちょうどこの日が誕生日でした
王維の「輞川集」からインスピレーションを得て作られた曲も披露くださいました

交流会では、ギターの稗田さんとお話しできました
西洋音楽至上主義でなく、民族音楽の音階も大事にしていて、平均律のギターとどうバランスをとるか、正解のないものを模索するのが楽しいと

ガオ先生も探究心の塊のような人で、弓が二手に分かれている新種の弓を開発され、内弦と外弦それぞれに指を置き、一人で重奏するという
まだまだ初心者で練習中なんだと言いながら、楽しそうに弾いておられました

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ファンシャオ二胡 | Feng Shao Niko | 澤田 雅子
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