1日目 2016年7月8日(金)
上海国際航空で関空から飛び立ちました。
とその前に、税関に外国製品の持ち出し申請用紙を提出。
税関の人が二胡という楽器を知らないため、現物を見せなさい、と足止めを食らいました。
チェックインカウンターで預けました!と言ったら、「なんかニコっていう楽器みたいなんですけど・・・はい・・・預けたみたいで・・・」
電話で上司に確認しておられる・・・こりゃ長くなりそうだ。
いつもこれで通れてるんで!時間ないんで!と押し通して、通らせてもらいました。
きちんと申請しようとしているのに、一体どうするのが正解なんだろなあ。
帰国後、Maki先生に聞いたところによると、いつもフツーに機内持ち込みしているそうです。
今まで一度も止められたことがないそうです。驚愕の事実。
機内食は茶そうめんみたいな不思議なヌードル。
着きました。上海浦東空港。
ATMで無事中国元をキャッシングできたので、空港内のケンタッキーで腹ごしらえ。
カタコトの中国語で指差しながらオーダーしたら、レジのお姉さんがフルーツジュースのようなものをオススメしてくれました。
しかも親切に席までトレーを運んでくれて、感動してしまいました。
15年前にハマったこの中国版辛いケンタッキー、まだありました。美味しい!ジュースも。
2回目の上海ですが、一人で来るのは今回が初めてです。
いろんな乗り物に乗ってみようと思い、市内へ行く空港バスに乗ってみました。
昔ながらの紙質のチケット。こういうとこが好き。
静安寺バスターミナルまで行って、そこから地下鉄でホテルまで移動する予定。
バスから見える景色は大都会そのもの。
地下鉄に乗り継ぎます。近くへは3元、安くて便利です。
ちょっとした段差でも、スーツケースが重くて手が死にそう。
エレベーターが見つからず、階段を上り下りしないといけないときは、ウェイトリフティングか!というくらい必死だったので、通りすがりの人が助けてくれました。
持ってみたら意外と重かった、という顔もせず、ポーカーフェイスです。親切が身にしみます。
地下鉄を降りて、ホテルを探します。
しかし、方向感覚には絶対の自信のある私が(笑)、なかなかホテルを見つけられません。
観光客もいない路地をうろうろ歩きまわり、途方にくれて、不動産屋に飛び込み、道をたずねました。
予約したサイトの地図が、そもそも間違ってた〜!(ホテルズドットコム〜!)
音楽学院近くのホテルがいっぱいだったので、少し離れたところのホテルを地図から選んで予約したのに、そもそも地図が間違ってた〜!
プラタナス並木の下を、教えてもらった通りに向かって歩いていくと・・・
音楽学院が見えてきました。
と思ったら、その向かい側にホテルがありました。なんという嬉しい誤算!
上海汾陽花園酒店。
素敵なホテルでした。ツインしか取れなかったので、一人で広々と。
とりあえずほっとしたところで、荷物を置いて、地下鉄で出かけました。
今回やってみたかったことの一つ、中国SIMを購入しに携帯屋さんへ行きました。
事前に日本語の通じるショップをいくつか調べておいたんですが、ことごとく無くなっていました。
(今私が書いている情報も、あっという間に古くなってしまうことでしょう!)
ようやく見つけた中国聯通(China Unicom)の店先に、なんと日本語OKの文字がでかでかと!
ラッキーと思ったけど、やっぱり日本語のできるスタッフがいませんでした。
使い捨てのSIMカードを買って、スマホに入れるだけで済むかと思ってたんですが、私の片言の中国語では、さすがに交渉が難しすぎました。
通話ができる2ヶ月契約のものをオススメされて、10日しかいなしネットだけでいいと言っても、それしかないという感じで。
中国の電話番号まで付与されて、2ヶ月100元での契約となりました。
7月分で50元、8月分で50元、といった感じのことを筆談しながらものすごく丁寧に説明してくれて。
親切な店員さんだったんだけど、残念ながら理解できなかった〜。
最後には諦めて、まあ安いしとりあえず契約しとこ、って感じでしたが。
日本でルーターを借りたら、5千円〜1万円くらいすると思うので。
あとは、帰国前日に電話がかかってきて、契約を解除する旨を伝えたらいいということだけわかりました。
夜になり、なんか劇があったら観たいな〜と思って、劇場までは辿りつきました。
でもチケット売り場がなかった〜(TT)
エントランスにいきなり、モギリのおねえさん。路上には人だかり。
チケット売り場を聞いたら、あっち行ってこっち行って曲がってなんちゃら・・・ややこしそう、というか理解不能。
建物のすぐ横にそれらしき場所はあるけど、ここじゃなくて隣だ、と返されて、結局わからずじまい。
自分の中国語力のなさを恨むしかない。こんなに素敵なのに。
地下鉄を乗り継いでホテルに帰ることにしました。
地下鉄も、構内で線を乗り換えられるところと、一回外に出て道を渡らないといけないところがある、ということがわかりました。
渋滞を横切って、地下鉄を乗り換えるところ。
たくさん歩いた1日でした。
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風韶 二胡教室
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