【二胡カルテットオボーコンサート御礼】
2023年12月24日 於 高槻城公園芸術文化劇場

師走のお忙しい中ご来場いただき、最後まで温かく見守ってくださった皆様、ありがとうございました!
終演後には、懐かしい友人や以前の生徒さんたちとの嬉しい再会もあり、私にとって特別な夜となりました

至らないところもたくさんあったと思いますが、やり切った充実感があります
曲の感想はさておき、司会進行をしていた私のトークが”意外と”上手だったという感想が一番多かったのが意外でした(笑)

今回、二胡ではめずらしい四重奏に取り組ませていただきました
2021年12月から準備をはじめ、四重奏はまず楽譜がないところからのスタートとなりました

作曲家だけでなく、編曲家の先生にとっても子供のように大切に育ててくださった曲を、演奏許諾をくださり大変感謝しております

実は今2024年8月にこれを書いているので、もう時効かと思い裏話をしますが、膨大な貴重な時間を費やして演奏会の準備をすることは大変なことでした
素晴らしい曲に出会って、演奏会で披露できるまでには、著作権の問題、編曲の問題、練習機会の確保など、乗り越えなくてはならないことがたくさんあります

演奏会のコンセプトに沿った選曲と楽譜の準備は一番時間を要します
これができれば、半分は準備が終わったも同然です

それから、曲順の決定、曲紹介のための資料作り、衣装購入、チラシ・チケット・公演パンフレットの製作、集客、チケットの販売、タイムスケジュールの作成、影アナの作成、スタッフ用資料の作成、受付案内の作成、ビデオ撮影、経理、謝礼の準備、食事の手配、出演者の送迎などなど

自分の演奏会を企画・運営できるようになったのも、師事している先生がコンサートのお手伝いの機会やチラシ製作の仕事をくださったり、中国から音大の先生を招聘して二胡講座を開催するお手伝いをしたり、自分の練習時間を捧げた分、価値ある経験をさせていただいたおかげです

この4人での演奏はもちろん初めてだったので、オンライン練習会に加え、2023年に入ってからは毎月、愛知・三重・長崎から京都まで対面練習に来てもらい、その時間を捻出するため、文字通り駆け抜けた2023年でした

きっと後々振り返って、忘れられない1年になるだろうと思います

四重奏という経験をさせていただいたOboのみんなとピアニスト古閑美香さんに感謝です

皆様にとって、1曲でも思い出に残る曲があったら嬉しいなと思います
ありがとうございました

オボー雅子

「敖包相会」
「雪あかり」
「Ave Maria」(Caccini)
「Libertango」
「HAGOROMO」
「Merry Christmas Mr.Lawrence」
「Por Una Cabeza」
「You Raise Me Up」
「花は咲く」
クリスマス抽選会

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