学生時代に大連に留学して以来、社会人になってからは一度も中国へ行く機会はなく、もう行くことはないだろうとさえ思っていたのに、ここ数年、二胡の仕事を始めてからは、学びとイベント企画のために、年に一回ペースで上海へ。不思議なものです。
 
だけど行く先はいつも上海音楽学院とその近辺。広い広い中国のピンポイントを毎回訪ねています。
行ってみたいところが山ほどある中国、行ける日は来るのだろうかと毎回帰り際に思うのです。
 
今年9月に王永徳先生を招聘し、講座を開いてもらうため、6月初旬に二度目の打ち合わせ。
毎年続けてきた講座の総括で、今年は委員長を担当することになりました。
未熟な私ですがこれも勉強、先輩講師の方達と力をあわせて準備をしています。
曲の選定に頭を悩ませ、再度王先生のアドバイスを受け、ようやく内容が決まりました。
 
7月1日の受付開始にあわせて、帰国後すぐ、チラシ作成、WEB受付システムの作成、合奏曲の譜面作りと急ピッチで進めます。
毎年反省点だらけですが、運営側の経験値を少しずつ積ませていただき、今年もみんなが参加しやすく、みんなが参加してよかったと思える講座を目指して、運営側としても集大成をめざしてがんばっていきたいです。
 
 
それではここで、だいぶ見慣れてなんでもない風景に思えてきた上海音楽学院付近や、期間中の私の食べ物の写真をお楽しみください。
 
行きの便に預けた二胡ケース、これでもかというコワレモノシールの枚数。帰りの便ではたったの一枚。

 
ひっそり営業を続ける楽譜屋さん。

 
弦が買えるところ。

 
ホテルの向かいにできた火鍋やさん。右は失神しそうな辛さで全く手がつけられない。

 
ん?このシルエットはもしや?

 
くまモンでした。

 
音楽学院の門前で、シュールすぎて笑いました。

 
タピオカコーヒーや、豆乳ドリンクなど、ドリンクやさんがたくさん。2軒に1軒はドリンクやさんの勢いです。

 
ノートを買いたくて、文具屋さんへ。

 
お忙しい中、熱烈におもてなしをしてくださる王先生との夕食。美味美味!全部お口に合います!


 
タピオカ黒糖きなこミルク。普通の甘さを選ぶと甘すぎるのでお気をつけて!

 
小籠包だけは絶対食べて帰るのだ、という執念。

 
伝統楽器を子供達に教えるスクールで、笛子(ディーズ)のライブ。超絶技巧でした。

 
生煎(焼き小籠包)。最初に穴を開けること。かぶりついたら、隣の人まで肉汁が飛んで行きました。

 
肉汁まみれでシミがついたまま帰国しました。

 
 
 
上海は京都に負けないくらい蒸し暑いです。いるだけで体力を消耗する感覚。土地の空気はこんなにも違うんだなあと毎回思います。
 
 
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ファンシャオ二胡
風韶 FENG SHAO NIKO | 大山崎・高槻・嵐山・長岡京 | 澤田雅子
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